令和7年10月10日 JICA研修生8名を受入れ、技術研修を実施しました。

国際協力機構(JICA)が主催する空港エンジニア研修(空港の建設、運営・維持管理総合計画コース)のために来日した研修生11名に、当社から講義や実技指導を行いました。
今回の研修に参加したのは、9か国(バングラデシュ、エジプト、ラオス、マラウィ、モンゴル、パキスタン、パプアニューギニア、ルワンダ、スリランカ)の計11名で、9月下旬に来日し、約一カ月に渡って日本の空港技術について研修を受けています。
 当社では、研修生に対して羽田空港における空港維持工事に関する講義を行うとともに、舗装の応急補修や標識のマーキングについて、実地にデモンストレーションと技術指導を行いました。
空港土木施設の維持は開発途上国が共通に抱える重要な課題であることから、各研修生との間で活発な質疑・意見交換が行われました。

今年は9か国11名の研修生が参加しました

傍士社長から羽田空港の維持工事に関するレクチャー

空港の維持管理は各国共通の課題。研修生から日本の維持工事方式に矢継ぎ早の質問。

屋外に出て標識(マーキング)のデモンストレーション。塗布厚など専門的な質問も。

常温合材を用いた緊急補修のデモに研修生は興味津々

研修生代表から日本語を駆使した謝辞をいただきました。

作業機械を前にJICA研修生と中央工営メンバーでcommemorative photo(記念撮影)。

一行をお見送りするころには、日が傾いていました。